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2023年10月に発売された「TOEIC公式問題集10」
実際に問題集を解いてみたスコアと直後に受験たTOEIC本試験のスコアから、
TOEIC公式問題集10の難易度は、
本試験のプラス30点と判定します!
本試験で取れるスコア=公式10の換算スコア+30 という意味です。
自分の実力を測ったあとは、スコアアップにも使えるの?
「TOEIC公式問題集10」はTOEICテストのスコアアップに最適な参考書です。
本記事では「公式10」を本試験でのスコアアップに生かす使い方、さらに、TOEIC学習に行き詰った時の対処法を紹介します。
- TOEIC公式問題集10の難易度
- TOEIC公式問題集10をスコアアップに生かす使い方
- TOEIC学習に行き詰った時の対処法
本記事では「TOEIC公式問題集10」を省略して「公式10」と表記することがあります。
工場勤務30年を経て、現在ブログに挑戦中。TOEICスコア795。海外ドラマ・映画大好き&映画館もたまに。英語学習のアイデア、教材など紹介しています。
「TOEIC公式問題集10」の難易度は本試験プラス30点
今年(2024年)の2月、7年ぶりにTOEICを受験しました。
7年前に780点取っていたので、勉強しなくても600点台後半、あわよくば700点台を予想していたんですが、
結果、
585点て何…?
屈辱をバネに、800点突破を目指して勉強を再開しました。
本試験からその後を要約すると、
2024年2月25日TOEIC本試験(結果)585点(リスニング275点/リーディング310点)
2024年4月 3 日公式問題集10/TEST1 660点(リスニング310点/リーディング350点)
2024年4月17日公式問題集10/TEST2 755点(リスニング380点/リーディング375点)
2024年4月21日TOEIC本試験(結果)795点(リスニング395点/リーディング400点)
公式問題集10のTEST1およびTEST2の点数は、素点からの換算スコアです。
TEST2から本試験までは1週間足らず、実力は同等と考え、
スコアの差40点から少し割り引いて、
「TOEIC公式問題集10」の難易度は、本試験プラス30点!
としました。
本試験で取れるスコア=公式10の換算スコア+30 という意味です。
以下、学習内容です。よければ参考にしてください。
「公式10」をやる前に~「読解特急2」の話~
TEST1とTEST2の二つしか模試が入っていません。
すぐやるの、もったいない!
本試験をやった直後ですからね。
585点だったテストでは、最後の20問が「塗り絵」になってしまいました。
「塗り絵」というのは、時間が足りなくて解答できない問題を当てずっぽうでマークする行為です。解答しないよりはマシじゃないかと……
そこで、
「リーディングの読解スピードを上げて、全問解答したい!」
と思ったわけです。
なので、公式10は学習効果の確認用においといて、『読解特急2』をやることに。
読解特急シリーズって1から6まであるんですが、第2弾である『読解特急2』はパート7の解答スピードを上げることに特化した問題集です。
2月28日から開始して、3月17日に全90問終えました。
その後、何日か復習してから、
いよいよ「公式10」の出番です。
TEST1の換算スコア(660点)
先に結果を書くと、
2024年3月22日 公式問題集10のTEST1:リスニングパート 素点60点→換算310点
2024年4月 3 日 公式問題集10のTEST1:リーディングパート 素点73点→換算350点
換算合計 660点
リスニングとリーディングで日付が違うのは、あれです。
本番形式で2時間ぶっ通しなんて、ありえないんで……
本試験でないと緊張を維持できないんですね!
ちょっとユルいやり方ではありますが、本試験からスコアは伸びています。
この時点で、次の本試験まで3週間。
800点突破を果たすには、スコアを150伸ばさないといけません。
出した答えは、
なんか無理そう
800点突破から逆算して学習計画を立てようとすると、かなりハードな内容になるので、諦めるのも一つの選択肢かなと。
一番避けたいのは、英語の勉強が苦痛になること、です。
次の試験の結果がどうであれ、そのあとも学習を継続できるやり方を考えることにしました。
TEST1の復習
あれこれ迷った挙句、今回はTEST1の復習だけをすることに決めました。
追加で別の問題集を買ったりしたら、何もかも中途半端になってしまいそうだったので。
「公式問題集を3つ買って何回も回すだけでTOEIC対策はOK」と言い切っている人がいるくらいですから。
いちおう復習のポイントを書くと、
- 間違えた問題を見直す。なぜ間違えたのか?
- たまたま正解できた問題を見直す。何が理解できていないのか?
- 知らない単語・用法をメモ
TEST1の復習に2週間かけて、本試験1週間前にTEST2に挑戦!
TEST2の換算スコア(755)
2024年4月15日 公式問題集10のTEST2:リスニングパート 素点78点→換算380点
2024年4月17日 公式問題集10のTEST2:リーディングパート 素点76点→換算375点
換算合計 755点
TEST1と同様、リスニングとリーディングは別日です。
白状すると、リーディングもタイマーを一時停止して休憩入れてます。
午前と午後に分けたりして……
これまでに本試験を何回も受験しているので、本番は緊張を維持できるとわかっているんです!
私のように何回もTOEICテストを受験している方は、本試験ばりに2時間でやることにこだわる必要はありません。 ですが、初めて受験するという方は、参考にはなるので一度2時間ぶっ通しでチャレンジすることをお勧めします。
そして本試験の日を迎えたのであります。
TOEIC本試験スコア(795)
2024年4月21日 TOEIC本試験(結果)795点(リスニング395点/リーディング400点)
800点突破ならずは想定内だったんですが、予想以上に良い結果でした!
自己ベストの780を更新できたし。
つぎも頑張ろう!
と思えたのが一番よかったです。
本試験のリーディングパートは、最後の5問が塗り絵になってしまいました。
つぎは全問解答したいですね!
2024年2月25日TOEIC本試験(結果)585点(リスニング275点/リーディング310点)
2024年4月 3 日公式問題集10/TEST1 660点(リスニング310点/リーディング350点)
2024年4月17日公式問題集10/TEST2 755点(リスニング380点/リーディング375点)
2024年4月21日TOEIC本試験(結果)795点(リスニング395点/リーディング400点)
公式問題集は面白い!
ここまでで、公式10の難易度は本試験プラス30点ということを確認しました。
自分の今の実力を測るだけじゃなくて、スコアアップにも生かしたい!
もちろん、計画的に復習に使うことで、スコアアップにも十分役立ちます。
難しいビジネス英語がたくさん載ってるんじゃないかしら?
それだけで勉強するのって、あんまり楽しくなさそう……
専門的なビジネス用語は出てきません。
リアルなビジネスシーンを再現するために考えられていて、ちゃんと読むと面白い発見がたくさんありますよ。
文化や慣習のちょっとした違いから、ツッコミどころもあるんです。
ここでは、スコアアップに生かす方法と公式10のツッコミどころを紹介します。
公式10をスコアアップに生かす
私の場合、公式10の換算スコアは、
TEST1 ・・・ 660点
TEST2 ・・・ 755点(TEST1から95点UP)
TEST1をやった後、TEST2をやるまでの2週間は、TEST1の復習しかしていません。
ほかの問題集に手を出す時間的余裕がなかっただけなんですが、
公式問題集をやるだけでスコアがアップするのは事実です。
もちろん、TEST1とTEST2の間に時間を空けて、TEST1でわかった自分の弱点を克服するために他の参考書や問題集を使うのは全然アリです。
TOEICはパート別の問題集が充実しています。
でも自分ではどのパートを集中的にやれば
スコアが伸びるのかわからないよ!
という方は、公式問題集だけやればOKです。
私もTEST2をもう少し時間をかけて復習していたら、800点突破できていたかも……
復習してちゃんと読み込んでいくと、けっこう面白いですよ。
ツッコミどころもたくさんあるので、一部を紹介します。
まだ「公式10」をやっていない方は、解答のヒントになってしまう可能性があります!
公式10のツッコミどころ①リスニング編
衝撃だったのは、”rake” ですね。
「熊手でかき集める」っていう意味なんですが、
ビジネス英語じゃないでしょう……?
ただ、日本語でも熊手のこと「レーキ」って言うみたいですね。
言ったことないけど。
海外ドラマや洋画でもおなじみ、アジア系の英語ネイティブっていますよね。
もちろん公式10にも登場します。
電話の自己紹介で名乗るんですが、発音が「公園」の “park” とほぼ同じ。
そのあとペットショップの話になるので、「公園の近くにペットショップがあるのか!」と勘違いしてしまいました。
ようするに聞き取れてないだけなんですが、解説にも「Parkさん」とあるんで、
「パクさん」? 中国人?
とか思ったり、
でも調べてみると「朴(パク)さん」て、韓国系の名前なんですねー。
韓国語も英語と同じで、ハングルは表音文字なので、カタカナで読む「パク」よりも、英語の “park” のほうが近いらしいです。
「オゾン」て名前の人もいましたね。
「ハーイ、オゾン」で始まるんですが、聞いた瞬間「誰?」ってなっちゃって、そのあとのセンテンスが耳に入ってきませんでした。
どこの国の名前なのか、調べてもわかりませんでした。
公式10のツッコミどころ②リーディング編
“I have a small favor to ask of you.”
「ちょっとお願いがあります」
使えそうなフレーズですよね。
問題文は、不動産屋に勤めてる人がお客さんに送った手紙です。
そこに “vote” 「投票する」っていう意味の動詞が登場します。
選挙の話? 何かほかの意味があるのかな?
じつは、その地域の「ベスト不動産屋」にノミネートされているので、投票してほしいってお願いだったんですね!
日本ではあまり聞かないと思うんですが、やってるんですかね、そういうの?
年中無休のリサイクルセンターのウェブサイトだったかな?
“bins” っていう単語が出てくるんで、「ビン」だと思うじゃないですか。
でも、正しくは「ゴミ箱、蓋のついた容器」のことです。
リサイクルセンターに設置されているゴミ容器(bins)に入れてくださいっていう案内だったわけです。
なぜかアタマの中で “mark bins up” っていう語をひねり出して、
「ビンに印をつけて廃棄する」っていう意味にちがいない!!
(・・・そんなことする?)
いやー、英語ってムズカシイ・・・
TOEIC学習に行き詰まりを感じたら
TOEICに限らず、英語学習に行き詰まりを感じた時に試してほしいこと。
それは「基本に立ち返る」ことです。
スランプや行き詰まりって、基本的なことがわかっていないのに先へ先へと進もうとして、
ムリな状態が蓄積することで起きます。
TOEIC対策でありがちなのは、
1つ1つの単語の理解度・解像度が低いまま、数だけたくさん暗記しようとしている
というケース。
それでうまくいく場合もありますが、負荷の大きい学習方法ですし、結果が伴わない期間は苦痛でしかありません。
ここでは「基本に立ち返る」ために、私が実践している方法を紹介します。
語彙・文法の細部にこだわってみる
読んだときに、「なんとなく意味がわかる」で終わらず、ちゃんと文法的にどういう構造なのか、この代名詞はどういう働きをしているのか、何が省略されているのか、を調べます。
例えば、下のような文があるとします。
We will be holding a seminar for employees soon to leave for overseas assignments.
なんとなく「海外で仕事する社員のためにセミナーをやるんだなー」という意味がわかるかと思います。
ですが、なぜ “will hold” ではなくて “will be holding” なのでしょう?
また、“employees” と “soon” の間、何かが省略されていますよね?
そういったことを丁寧に一つひとつ調べていきます。
そんなの時間がかかりすぎて、やってられない……
モチベーションが維持できていて、「どんどん先に進みたい!とにかく問題数をこなしたい!」という時は、それでいいと思います。
「勉強する気がしない、でも、なにかやらなきゃ……」っていう時に、上に書いた方法を試してみてください。
リハビリ的にやってみると意外に楽しいよ!
意味を調べるだけでなく「画像検索」する
単語を調べる時に、意味だけでなく「画像」も検索してみましょう。
例えば、“farmers market” という語の意味を調べると、「農場の生産者が自分たちが作った農産物を持ち寄って、消費者に直接販売するスタイルの市場」とか書いてます。
なんとなく郊外にある直売所をイメージしませんか?
ですが、画像で検索すると、けっこう町中で大規模に開かれていたりするんですよね!
ロサンゼルスのファーマーズマーケットとか有名らしいです(画像は関係ありません)。
日本でも「ファーマーズマーケット」が各地にあります。
学習的には寄り道になっちゃうことが多いんですが、単語が現実のビジュアルと結びつく、文化を知る手掛かりになる、などメリットも大きいアプローチです。
なにより、イメージを探索するのは楽しい作業です。
いったんTOEICから離れてみるのもアリ
7年前、TOEICテストで780点取った時に、
このままで、いいんだろうか・・・?
と思いました。
頑張れば、次800点取れるかも?
という段階にきて、
「でもTOEIC800点取って、全然しゃべれなかったら、ちょっとカッコわるいかも・・・」
そのままTOEIC学習を続けることに、迷いが生まれたわけです。
TOEIC学習者なら、誰でも一度は思うんじゃないかと。
で、TOEICとは違う、「話すキッカケをつかめる簡単な英会話」っていうコンセプトでいろいろ探してみて、
7+English っていう教材を見つけました。
幼児教育・右脳教育で有名な七田式が、大人向けに開発した、60日間で600フレーズ暗記するだけで「英語が話せる」っていう英語学習教材です。
私はこれやって、大好きな洋画のセリフが以前よりグンと明瞭に聞き取れるようになって、
TOEICしばらくいいや!
ってなっちゃって、久しぶりに受験したら、記事冒頭の585点だった次第・・・
7+Englishをやった時のブレイクスルー体験については、下のリンクから別記事を参照してください!
関連記事:7+English の評判は本当か? 中学レベルの英語でブレイクスルーを実現!
7+English に興味のある方はコチラからどうぞ。
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最速でハイスコアを目指したい!という方もいるでしょう。
独学で800点目指すのってタイヘンなの?
私の場合、700点台で20年以上足踏みしています!
英語学習には挫折や停滞がつきもの。
ついつい寄り道してしまったり、独学だとそのままになりがち・・・
そういうブレを解消して、達成したい目標に引き戻してくれるのが英語コーチング。
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公式10もまだ復習したいところがあるんだけどなー
TOEIC公式問題集は、8・9・10の3冊が毎年10月に発売されていましたが、今回は3か月早く、7月に発売されることに。
さらに、7月28日(日)に実施される TOEIC Listening & Reading Test にも申し込みが完了しています。
ちょっと早まったかも……
公式11が届き次第、TEST1とTEST2をやって換算スコアを出し、直後の本試験でのスコアと比較して、公式11の難易度を測定します。
次こそ時間内に全問解答して(塗り絵をなくして)、800点突破を果たしたいところ。
いやいや今795なんだから、850点狙おうかな?
頑張ります!
結果はコチラから ↓ ↓ ↓
「公式10」で △△△点だったら、本試験で何点取れるの?