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2024年7月に
TOEIC公式問題集11
が発売されました。
実際に問題集を解いてみたスコアと
直後に受験したTOEIC本試験のスコアから、
TOEIC公式問題集11の難易度は
本試験のプラス50点と判定します!
本試験で取れるスコア
=公式11の換算スコア+50点
という意味です。
今回、公式問題集11の購入から
1週間後のTOEICテストを受験しました。
なので、
公式問題集11は難易度を測るためだけに
買ったようなもので、
時間の都合上、
スコアアップには使えませんでした。
そこで、
スコアアップには別の問題集を購入
そのあたりの取り組みも含めてスコアアップの顛末を紹介します。
- TOEIC公式問題集11の難易度を本試験と比較した測定結果
- TOEIC対策の計画(戦略)と実施内容、そして結果【実体験】
- リスニングのスコアアップを実現した効果的な学習法
ぜひ、参考にしてください。
本記事では「TOEIC公式問題集11」を省略して「公式11」と表記することがあります。
工場勤務30年を経て、現在ブログに挑戦中。TOEICスコア845。海外ドラマ・映画大好き&映画館もたまに。英語学習のアイデア、教材など紹介しています。
目次
「TOEIC公式問題集11」の難易度は本試験プラス50点
Amazonで注文していた公式問題集11が、7月21日(日)に届きました。
公式11と本試験のスコアを時系列で書いておくと、
2024年7月23日
公式問題集11/TEST1 810点
リスニング420点/リーディング390点
2024年7月25日
公式問題集11/TEST2 770点
リスニング380点/リーディング390点
2024年7月28日
TOEIC本試験 845点
リスニング460点/リーディング385点
公式問題集11の
TEST1およびTEST2の点数は、
素点からの換算スコアです。
TEST1とTEST2の換算スコアの
平均値は790点なので、
本試験のスコア845点との差55点から少し差し引いて、
「TOEIC公式問題集11」の難易度は、本試験プラス50点!
としました。
本試験で取れるスコア
= 公式11の換算スコア+50点 という意味です。
公式10より難しい?
別記事で、公式問題集10の難易度は本試験プラス30点と判定しました。
単純に公式11のほうが20点難易度が上、ということになります。
単純すぎるだろう、という批判はもっともなんですが、公式11/TEST2のパート1(写真問題)なんて、
6問中、
3問まちがえました!
写真問題を半分落とすなんて、ちょっとありえないですよね。
本試験ではパート1(写真問題)は全問正解しました。
解説読んでも、ポカミスっていうより
「こんな表現するの?」
「この単語こういう意味?」
みたく、ちょっと語彙的なハードルの高さを感じました。
もちろん、私一人のデータで言ってることですから、そこは割り引いて評価してもらえばいいです。
【結論】やっぱり本試験プラス50点
とは言え、
- TEST1とTEST2の平均値を本試験のスコアと比較していること
- TEST1とTEST2、そして本試験の受験を1週間の間に実施していること
- 公式10の難易度測定結果も本試験よりプラス評価であったこと
以上の3点から、
やっぱり公式問題集11の難易度は本試験プラス50点!
と判断します。
公式問題集11が届くまでの学習/パート5攻略がカギ!
公式問題集11の発売日が
2024年7月19日(金)。
TOEICテストは7月28日(日)実施分に申し込んでいました。
公式問題集11は最初から、難易度の測定だけに使う目的で予約購入したんですね。
ですから、
スコアアップのための学習は、
公式問題集10を使うのか?
べつの問題集を買うのか?
考えないといけない。
そこで、
今回のTOEICテストで何を達成したいか?
と考えた時に、
前回もそうだったんですが、
リーディング100問を時間内に全問解答したい!
その達成感を味わいたい、と思ったわけです。
パート5攻略がカギ!
前回の試験では、ラスト5問が塗り絵でした。
「塗り絵」というのは、時間が足りなくて解答できない問題を当てずっぽうでマークする行為です。解答しないよりはマシってことで・・・
つまり、
5分足りなかった。
(単純計算で)
その5分をどうやって捻出するか?
考えた末の結論は、
パート5で15分かかっている解答時間を、10分以下に短縮する
でした。
パート5はもともと得意で、
30問中1問か2問しか間違えない!
という自信がありましたから、
正答率を維持しつつ
解答スピードを上げることができれば、
パート7に時間を回せる!と考えたのです。
そのためにはどうすればいいか?
パート5の問題集で特訓するしかないですよね!
『パート5特急420問ドリル』で語彙・文法力をアップ
パート5対策に選んだ問題集が
『パート5特急420問ドリル』です。
著者はTOEICテスト満点の990点を99回取ったという神崎正哉氏。
国連英検特A級だとか!
1セットが本試験のパート5の
語彙・文法問題1回分に対応して30問。
1冊に14セット、計420問収録されています。
前回のテスト対策でやった『読解特急2』が良かったので、『特急』シリーズから選びました。
ところが、
最初の2セット(60問)ほどやって、
失敗したかな・・・?
と思いました。
レベル高(たけ)え・・・!
自分が完璧じゃないのはわかっているんですが、
正答率は現状維持でいいんです。
語彙・文法力をアップするより、
速く解く練習をしたかったわけです。
だから、公式問題集と同レベルか、
なんなら少しレベル低めの問題集でよかったんですね。
とは言うものの、
せっかく買ったんだし、
語彙・文法力がアップすれば解答スピードも上がるだろう・・・
と考え、覚悟を決めて取り組みました。
『パート5特急』2周目で間違えた問題を暗唱して覚える
私も50代半ばに差しかかって、
単語や言い回しを覚えるのって、
けっこう苦痛なんです。
TEX加藤氏の『出る単特急 金のフレーズ』は挫折しましたから!
前回のテスト対策に使った同氏の『読解特急2』は良かったですよ!
若かりし頃のエネルギーが枯渇した今、
なけなしの気力・体力と相談しながら、
無理のない、
現在の自分が取り組める方法を・・・
そこで思い出したのが、
「単語や言い回しはフレーズごと覚えたほうがいい」
という言葉でした。
さらに、7年前にやった 7+English(セブンプラス・イングリッシュ)のことを思い出しました。
7+Englishは、60日間で600フレーズ覚えるシンプルな英語学習教材で、CDで再生される日本語に続けて、英語のフレーズを暗唱する、という練習をくり返します。
そこで私は、
『パート5特急』を2周やってから、
2周目で間違えた問題
プラス なんとなく気になる問題、
合わせて50問を
暗唱で覚えることにしました。
当時のメモを読むと、仮説とか立ててますね・・・
問題文を暗唱して得られる効果
- パート5は当然、
リーディングパート全体の解像度が上がり、
時間内に全問解答できるようになる - リスニングも強化される
かなり虫のいいのこと書いてますねー。
痛恨の戦略ミス! 私の失敗から学んでほしいこと
そして日が過ぎ、
公式問題集11が届きました!
本試験まで1週間しかないので、
TEST1とTEST2を続けてやることに。
2時間ぶっ通しで集中してやるなんて、
(以前にも書きましたが)
本試験以外ではムリなので、
気力・体力がとてもとても・・・
パートごとに休憩入れたり、パート7は前半と後半に分割して対応、なので、
TEST1&2と答え合わせだけで1週間つぶれましたね!
その結果、
リーディングパートの換算スコアが
TEST1、TEST2の両方とも390点。
前回受験したTOEICテストの
リーディングスコアが400点だったので、
なんか、うーん・・・て感じですよね。
ですが、公式問題集11をやった後の
フィードバックなんて計画していませんから、
そのまま本試験へ!
肝心のパート5で時間を大幅にロス! そして・・・
リーディングテスト、
最初のパート5でスタートダッシュ、
そして30問解答終了!
時計を見たら、
17分経過しました。
・・・・・・?!
すべてが音を立てて崩れ落ちる感覚・・・
リーディング全問解答なんて到底ムリ確定。
なんとかリカバリーしようとして焦る焦る。
最後は記憶が定かではないのですが、
10問塗り絵だったかも?
そんな調子でしたから、
前回のテストよりわるいかも・・・
とまあ、かなり不安。
実際、リーディングのスコアは
前回から下がっていまいました。
しかも・・・
なぜか・・・
語彙・文法の正答率だけが下がっていました。
下の画像は、TOEICの公式認定証に記載されている、リーディングパートの「ABILITIES MEASURED(項目別正答率)」を前回・今回の試験結果で比較したものです。
明らかに語彙・文法の2項目で
正答率が下がっていて、
ほかの項目では前回と同じか、
正答率が上がっている項目もあります。
『パート5特急』って、
語彙・文法の問題集ダッタヨネ?
クソ問題集が・・・!
(あくまで個人の一時的な感想です)
失敗の原因を掘り下げていくと?
今回のリーディング対策が失敗した原因を
ひとことで言うと、
フレーズを丸ごと暗記する練習をしたために、
問題文を全部読むクセがついてしまった
これに尽きますね。
TOEICテストの裏ワザ的な部分になりますが、
問題文を全部読むのって基本NGなんです。
パート5で出題される問題は、
空欄の前後の単語を見るだけで正解できるものが多い。
例えばこういう問題があったとして、
Tetupapa Biotech, …….. focuses on engineering microorganisms, opened a new factory in Singapore to expand its market reach across Asia.
(A) what
(B) which
(C) where
(D) when
文の頭が会社の名前で、
直後のカンマ(,)の後ろが空欄、
そして動詞(focus)が続くので、
この時点で、選択肢としては(B)の which しかない。
ここで全文を読み込んでしまうと、
factory や Singapore 、Asia が気になり、
(A)what や(C)where に迷いが生じるわけです。
問題文を最初から最後まで読んでしまうと、
語彙でも文法でもなく、
文脈で答えを推測しようとしてしまう。
結果、空欄前後の決定的なヒントを見落とすことになり、
正答率が下がる。
つまり、パート5の対策としては、
語彙・文法力の底上げをするのではなく、
TOEICテスト用の解き方を突き詰めて、練習するべきだったわけです。
もちろん、語彙・文法の力を問題集で強化するのは大事なことですし、そこを否定するわけではありません。念のため・・・
ちなみに上の問題文の訳は、
遺伝子組み換えで微生物を作ることに特化している ”てつパパ・バイオテック” は、アジア全域に市場を拡大するためにシンガポールに新工場を開設した。
です。
【まとめ】今回の失敗から学ぶこと
画像で紹介した「項目別正答率」で、
前回テストから語彙力と文法力の正答率が下がっていましたが、
「文書の中の情報をもとに推測できる」能力では正答率が上がっています。
パート5で時間をロスして
焦りまくっていた割に、
パート6以降では前回以上に健闘できたわけです。
つまり、
単純に語彙・文法力が落ちたわけではない!
・・・と信じたい!
語彙・文法を学ぶことは大事です。
ですが、
TOEICでスコアアップを目指すなら、
TOEICテスト用のアプローチを磨かなくてはならない、
ということです。
リスニングで巻き返し?! TOTALでスコアアップを達成できた理由
リーディングのスコアが前回から
15点マイナスだったのですが、
リスニングのスコアが65点アップしたんですね。
差し引き50点アップ!
TOTALスコアが845点でした!
素直に嬉しい!
リスニングのスコアアップは、
やはり暗唱の効果と断定していいでしょう。
暗唱をやろうと決めた時、
仮説を立てていました。
問題文を暗唱して得られる効果
- パート5は当然、
リーディングパート全体の解像度が上がり、
時間内に全問解答できるようになる - リスニングも強化される
【仮説】②で、「リスニングも強化される」と書きはしましたが、
これはまあ、
リスニングを勉強せずに済ませるための言い訳みたいなもので・・・
ところが、実際には労力の大半をリスニングに費やしていたわけです。
ここでは、
リスニングのスコアを
大幅にアップできた
「暗唱」について、具体的にどう取り組んだのかを紹介します。
暗唱の効果
先に効果から。
リスニングが前回からどれだけ良くなったかを、リスニングテストの項目別正答率で比較しました。
下の画像は、TOEICの公式認定証に記載されている、リスニングパートの「ABILITIES MEASURED(項目別正答率)」を前回・今回の試験結果で比較したものです。
5項目中4項目で大きく正答率が上がっています。
いやあ、何回見ても気持ちイイ!
よっぽど嬉しかったんですね。
まあ安心したと言いますか・・・
実際にやったのはコレだけ!
暗唱用の英文はすべて
『パート5特急420問ドリル』から選びました。
この問題集の英文はすべて、abceed で聴くことができます。知らない単語や固有名詞の発音は都度確認しました。
2周目で間違えた問題、
プラス気になる問題文、
合わせて50問を暗唱⇒暗記しました。
もちろん最初から暗唱するなんてムリです。
音読でもスムーズにはいきません。
段階で言うと、だいたい次の3つに区分できます。
- 問題文を見て音読
- 問題文を見ずに暗唱
- 暗唱を高速化
まず問題文を見ながら、
つっかえずに音読できるようになるまで練習します。
それができるようになったら、
問題文を見ずに言えるかやってみます。
思い出せない単語、つっかえる箇所は
前後の単語と3語~5語ぐらいのかたまりだけで暗唱してみます。
全部スムーズに言えたら、
暗唱の速度を上げていきます。
音読⇒暗唱⇒音読⇒暗唱をくり返していると、
考えなくてもスラスラ出てくる
という状態になることがあります。
この状態に到達することが目標。
ですが、
1日目では難しいこともあるので、
時間を空けるか、
翌日に再トライします。
1日に問題文を3つ~5つ暗唱できるように取り組みましたが、
やっぱり、サボってしまう日もありました!
効果があるとわかったので、
今後はもう少し計画的に取り組もうかなと。
暗唱を効果的に身に付ける
フレーズを丸ごと暗唱して
暗記するのって、
けっこう地道な作業。
私が「暗唱」を継続できるのは、
何年も前に
7+Englishで600フレーズを暗唱して暗記した経験があるからです。
実体験として、「暗唱」の効果を知っているから!
なのに「暗唱」をリーディング対策に
使おうとしたんですから、
根本的なところでアタマがわるくなってんのか・・・
それはともかく、
私が 7+English を始めたのって、
TOEICの勉強に疑問を感じたからなんです。
7年前に、TOEICテストで780点取った時に、
「次のテストで800点取れたとして、
いざという時に話せないんじゃカッコわるい・・・」
ちょっと「話す」練習もしといたほうがいいのかなー、って
思った時に見つけたのが、
7+Englishだったんです。
興味のある方は、
以下のリンクから別記事をのぞいてみてください。
関連記事:7+English の評判は本当か? 中学レベルの英語でブレイクスルーを実現!
公式問題集をスコアアップに生かす方法
この記事を書くにあたって、公式問題集11の難易度を測るという目的があったので、スコアアップには生かせていません。
ですが、公式問題集の難易度を知りたい方は、スコアアップに役立てる使い方も知りたいでしょう。
私も次のTOEICテストでは、スコアアップのために使います。
一般的な方法ではありますが、参考までに紹介しておきます。
TEST1 ⇒ 復習 ⇒ TEST2 ⇒ 復習 ⇒ 本試験
私は公式問題集10で、TEST1の復習に2週間かけました。
いちおう復習のポイントを書いておくと、
- 間違えた問題を見直す。なぜ間違えたのか?
- たまたま正解できた問題を見直す。何が理解できていないのか?
- 知らない単語・用法をメモ
公式10に取り組んだ時の流れをまとめると、
TEST1の換算スコア⇒660点
↓
TEST1の復習を2週間
↓
TEST2の換算スコア⇒755点
↓
TEST2の復習を1週間
↓
TOEICテスト受験⇒795点
TEST1⇒TEST2⇒本試験とスコアが上がっていて、理想的な取組結果ですね。
これが公式11では、
TEST1の換算スコア⇒810点
↓
TEST2の換算スコア⇒770点
↓
TOEICテスト受験⇒845点
復習の時間を取って、計画的に進めれば、もっとハイスコアを取れたかもしれません。
くり返すことで弱点が見つかる
公式問題集11のパート5を2回やった結果を比較します。
まずTEST1の結果から。
下の画像は、解答用紙の写真を切り抜いて並べたものです。
左が 7月23日の結果、右が 9月15日の結果なので、1か月以上空いています。
どちらも30問中28問正解しているんですが、1回目で正解した問題を間違えています。
次にTEST2を2回やった結果を、
同様に解答用紙の切り抜きで比較したのが、下の画像です。
1回目、4問不正解でしたが、2回目は7問間違えています。
スミマセン。
じつはほとんど復習してなくて・・・
正答率は単純にヤバイですが、ここで注目して欲しいのは、TEST1同様、1回目で正解した問題を間違えていることです。
2回目で間違えた問題7問中5問は、1回目で正解しているんです。
つまり、1回目に正解できたのは、ちゃんと理解できていたからではないんですね。
復習は、間違えた問題を重点的にやりますから、理解できていないけど正解してしまった問題は抜け落ちてしまう可能性が高い。
同じ公式問題集をくり返し解くことで、自分の弱点がより明確になります。
正しい方法で最短でスコアアップする/英語コーチング
今回、結果的にスコアアップできて良かったものの、やっぱり独学は見当違いのことをやって遠回りする可能性が大きいです。
そういうことも含めてブログを書くのは楽しいですが、
TOEICのスコアアップには近道もあります。
英語コーチングですね。
以下のスクールなら、TOEICのスコアアップに特化したコーチングのコースがあります。
無料のカウンセリングがあるので、自分の課題が明確になるだけでも価値アリ!
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費用はかかりますが、
遠回りせずハイスコアに到達したい方にはおススメです。
『パート5特急420問ドリル』はおススメの問題集!
フォローするにが
遅すぎるかもしれませんが、
『パート5特急420問ドリル』はとても勉強になる問題集です。
レベルの高い語彙・文法を
学べるのはもちろん、
面白い問題文が多い。
よく考えて作ってるなあ、と感心します。
ここでは問題集をやった感想と、
私自身の失敗からの学びを含め、
効果的な使い方を紹介します。
壮大な世界観が味わえる問題文
著作権の問題があるので、
問題文そのまま引用は控えますが、
ある問題では、
ブラジルの港湾都市サントスからベルギーのスヘルデ川沿いにあるアントワープまでの輸送ルートを新たに計画する「ミスターF」が、???と協力することに・・・
またある問題では、
中東からアフリカ全域にかけて市場を拡大するため、ドイツの巨大企業〇〇〇はベルギーの通信会社を買収すべく画策する!
アタマの中に世界地図が描けるような問題文が好きですね。
なんだかアヤしげなプロットを
におわせる問題文も、
数多くの産学連携プロジェクトを推進する大手製薬企業は、新しい治療法の開発に手を染めることに・・・
そして、
アメリカ合衆国、イリノイ州にある研究所では、病気に強い野菜を作るため遺伝子組み換え操作に焦点を絞り、その結果・・・
スミマセン、個人的な好みでチョットだけ脚色しています!
もちろん、上にあげたような問題文に加え、
「取締役会がどうなった」話とか
「顧客の庭を掃除する事業者」の話とか、
いろいろあります。
ぜひ、ご自身の目で確かめてください。
そんなの出るか? スーパーE難度問題
著作権侵害を避けるため、
私が作った問題で恐縮ですが、
お断りしておくと、
正しい英文かどうかすら怪しいかも・・・
とりあえず、
問題の難易度が伝われば良し、
ということで。
That work …….. by now had Tetupapa reported his failure to the boss a day earlier.
(A) completed
(B) will be completed
(C) has completed
(D) would have completed
この問題、by now の後ろが
仮定法過去完了の倒置 になっていて、
「もし・・・だったら、~だっただろう」
の意味になるんですね。
つまり、had 以降は
「てつパパが自分の失敗を
1日早く上司に報告していたら」
という意味になります。
complete (=完了する)を当てはめると、
「あの作業は今頃完了していたはずだ」
という内容になるので、
選択肢(D)の would have completed が正解です。
問題文の後半が倒置した仮定法過去完了
であることを理解できないと正解できません。
上の問題のもとになった
『パート5特急』の問題の解説を読んだとき、
この問題、いらんやろ・・・
と思ってしまいました。
とは言え、文章の面白さに加えて、
やっぱり語彙・文法の勉強になる!
と感じたから、
フレーズごと暗唱して覚えてやろう!
という気になるわけです。
TOEIC対策に必須の裏技的視点
『パート5特急420問ドリル』の効果的な使い方は、
問題を解く
↓
答え合わせをして、語彙・文法を理解する
↓
問題を解く
これのくり返しでOKです。
ここでフォーカスしたいのは、
問題集そのものの使い方ではなく、
TOEICテストのパート5を
速く解くための裏ワザ的視点です。
公式問題集10のTEST1で
独自に集計した結果では、
空欄の前後だけ見て解ける問題
・・・30問中8問
全文読まないと解けない問題
・・・30問中5問
上記以外の問題 ・・・30問中17問
でした。
全文読まないと解けない問題って、
意外と少ない!
ということは、
問題文の一部を読んで解ける問題なのに、全部読んでしまうのは、
語彙・文法の力が不足しているからです。
問題文を全部読むことで、
文脈から何かひらめくんじゃないか!?
と、むなしい期待をするんですが、
ほとんどの場合、意味なく時間をロスするだけです。
『パート5特急420問ドリル』に
収録されている問題も、
空欄の前後だけ確認して正解できる問題がたくさんあります。
なので、
パート5対策としての解き方にフォーカスすることで、
『パート5特急』で身に付く語彙・文法力が本試験で生きる!
ということですね。
今後の戦略
今回、公式問題集11の難易度を
本試験とのスコア比較で測定し、
TOEICテスト対策で
実際に取り組んだ学習内容と
結果(スコアがどうなったか等)をシェアしました。
今回の反省をふまえ、
次回TOEICテストに向けての戦略
を決めました。
暫定ですが、
- リスニング対策は、『パート5特急420問ドリル』の暗唱を継続する
- リーディング対策は、裏ワザを研究する
『パート5特急』は420問ありますから。
まだ50問しか暗唱していないので、
残りをやって効果を見たいですね。
リーディングの裏ワザについては、
今回「TOEICテスト用の解き方」が
抜け落ちていたためにスコアが下がったので、
裏ワザを究めてやろうかな!
裏ワザを探求する理由はほかにもあって、
まとめてみると、
- 正攻法で勉強するの疲れた
- ゲーム感覚で取り組める
- ダメでもいいや、
という開き直りで気楽に継続したい
TOEIC学習の疲れがたまってきて、
逃げに入った感がありますが、
いちおうスコアアップを目指しています。
ここまできたら、900点 取りたいですから!
裏ワザの探求については、
まとまったら別記事でシェアしますので。
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました!
「公式11」で △△△点だったら
本試験で何点取れるの?